<POSCA>ポスカのインクが固まって書けないときの対処法!

ポスカのインクが固まった

手書きPOPデザインのみさきPOPです!

ポスカを使う人が漏れなく直面する『ポスカ固まる問題』の解決策と固まらないようにする予防策を説明していきます。

※長年の経験から得た個人の感想です。筆記用具やインクのプロではありませんので間違った情報があった場合はご了承ください。

ポスカのインクが固まって書けなくなった!?

ポスカはカシャカシャ振ってインクを出すタイプのマーカーです。
液体のインクがフェルトの芯を伝って出てきます。

その芯を伝って出たインクが固まってしまうと、スカスカな線しか書けなかったり、芯の外側にインクがドバっと出てしまったり、完全に固まると芯を押すことも出来なかったり、どの状態になってもキレイに書くことが出来なくなります。

ポスカのインクが固まって書けなくなった線
インクが出なくなったポスカ(画像は極細)

まだインクは残っているのに、もう書けないの?とがっかりしますよね。
これはポスカに限らず、カシャカシャ振ってインクを出すマーカーにはよくある現象です。

ポスカのインクの性質とインクを溶かす方法

ポスカのインクは「水性顔料」というインクで「乾くと水に流れない」性質があります。

「水に流れないペン」と聞くと「油性ペン」を思い浮かべるかもしれませんが「水性顔料ペン」も乾くと水に流れません。

ポスカのインクを溶かす方法はないか色々試しました。

エタノール(アルコール除菌スプレーなど)や除光液を芯に含ませましたが溶けませんでした。

水に浸けも、お湯に浸けても溶けませんでした。長時間浸しておいてもダメでした。
少量のインクは水に流れ出ましたが、固まったインクが溶けて復活するほどは溶けませんでした。

身近にあるもので固まったポスカのインクと溶かすのは難しそうです。

ポスカは「替え芯(ペン先)」が販売されている

ポスカやブラックボードポスカのような、カシャカシャ振ってインクを出すタイプのマーカーは替え芯が販売されていることが多いです。

意外と知られていないのですが、ポスカも替え芯(ペン先)が販売されています!

残念ながら店頭ではほとんど見かけないので、ネットで購入しています。
※シモジマや世界堂などは売っている店舗もあります。

極細 3本入り 132円
細字 3本入り 66円
中字 3本入り 66円

上記は三菱鉛筆オンラインショップでの価格です。
事務用品を扱っているサイトではもう少し安く購入できたりもします。

※角芯太字は掲載されていませんでしたが、以前は購入できました。

ポスカとブラックボードポスカ、ポスカの金と銀など替え芯が共通でないものもあるので購入前に品番で確認してくださいね。

ポスカは替え芯が販売されています
ポスカの替え芯

芯(ペン先)を交換して固まったポスカが復活!

ポスカの芯を交換する方法は簡単です。
ペン先を抜いて、新しい芯を差すだけです。

インクが固まって書けなくなったポスカの芯交換
ポスカの芯を交換する

インクがガチガチに固まってしまうと手で抜くのが難しい場合もあるので、ピンセットやペンチで抜きましょう。

ピンセットやペンチでも抜けない場合はティッシュペーパーかコットンに水かお湯を染み込ませて、固まったインクを拭き取ると芯が動いて抜けるようになります。(それでも抜けない場合は諦めてください・・・)

新しい芯を差したら、新品を使う時と同じでカシャカシャ振ってペン先を押します。

これで復活!!

インクが固まって書けなくなったポスカが復活
芯を交換してポスカ復活

インクが固まって書けなくなったポスカを復活される方法は、ペン先を交換するのが手っ取り早くて確実です。(それ以外の方法があったら教えてください!)

ポスカのインクを固まらせないための<予防策>はあるのか?

ポスカのインクが固まらずに最後まで使える方法はあるのか?

ポスカのインクが固まる原因は「乾いたら水に流れない」というインクの性質です。
乾かなければ固まらないです。

毎日のように使っていれば固まらずに最後まで使えることが多いです。
頻繁に使わないから固まるんですけどね(笑)

「キャップをしっかり閉めて、頻繁に使う」
「余分なインクは拭き取っておく」

今のところ予防策はこの2つかなと思います。

ポスカ以外にも白いペンは販売されている(おすすめは「シグノ」)

白いマーカーはポスカが有名ですが白いインクのペンは他にもたくさん販売されています。

とくにポスカの極細はインクが飛び散りやすいので「シグノ(太字・ホワイト)」もおすすめです。0.5mmのボールペンよりも芯が太いので小さい文字も濃くハッキリ書けます。ポスカ極細のようにインクが飛び散ることもないので快適なのですが・・・やっぱりインクは固まります。

しばらく使わないでいるとインクが出なくなります。
替え芯が販売されていないのでペン先の交換もできません。

ポスカ極細の代用はシグノ(太字・ホワイト)
シグノ(太字・ホワイト)

他にも白ペンはいろんな種類が出ているので、色々試してみてくださいね!
ただしホワイトインクの特性なのか、白ペンはどれも固まりやすいです。

未使用のままなら保管しておいてもインクが固まることはないので、まとめ買いはOK!
使い始めてインクが空気に触れたら早めに使いきるのがおすすめです。

ポスカの<替え芯が買える>POP教室

ポスカの替え芯(ペン先)は全種類販売されていますが、店頭で購入できるお店はかなり限られています。66円〜132円と単価が安いのでネットで購入するにも送料の方が高くなってしまうと購入を躊躇ってしまいますよね。

そこで「手書きPOP教室」で替え芯も買えたら便利かなと思いつきました!

「手書きPOP教室(フリータイム編)」ではマーカーや替え芯、おすすめのPOP用紙など、個人の方が店頭で購入することが難しいPOPの道具を販売する予定です。

ご興味ある方は「手書きPOP教室(フリータイム編)」をチェックしてくださいね!

※POP道具の販売は弊社運営のPOP教室に限ります。外部運営の講座での販売はありませんのでご了承ください。

それでは、POP教室でお会いしましょう!